個人が主体的にキャリア形成に取り組む必要性について、「①社会経済動向を鑑みた社会的ニーズ」「②キャリア形成に取り組む個人側のメリット・デメリット」の２点を公的資料（第７次以降の職業能力開発基本計画、近年の労働経済の分析データ、能力開発基本調査等）のエビデンスに基づいて800文字程度で論述してください。
フォーラムへの投稿にお招きいただき、ありがとうございます。先日の「教育の経済効果」に関する投稿で述べたことをさらに発展させたいと思います。 私の意見では、人的資本の発展が経済に与える影響については、多くの誤解があります。まず、最も重要なのは、すべての生徒とその地域社会に対する全体的な影響は1つであるという考え方です。人的資本開発の影響は、高所得で多様性に富む地域社会から、低所得で同質的な地域社会まで、全米で大きく異なる。その結果、人的資本開発の経済的影響を特定する一貫した方法がないため、全体的な経済的影響について明確な結論を導き出すことができない。さらに、経済的影響はコミュニティによって大きく異なり（例えば、都市内、特定の地域、州内、州をまたがる地域、国内）、これらのコミュニティの人々は、異なるコミュニティに住む人々とは経済に対する理解度がまったく異なる可能性がある。例えば、高所得で多様性のあるコミュニティに住む人々の中には、教育がもたらす経済的影響を圧倒的にポジティブなものと理解し、キャリアを追求することに関心を持たない人もいる。