最上位の一流に君臨するビジュアル系美人の男、神城一虎(カミシロかずとら、49歳)は仮想通貨というビジネスで稼ぎをしていたが、闇組織に仮想通貨ビジネスに違法があると知られ、逃亡し掛けるも捕まる。闇組織に監禁され、睡眠薬と麻酔薬を打たれカントボーイに改造させられ、徐々に精神が幼女に退行しながら様々な制裁を受け、神城イチコと組織の人間達に名付けられる。農業短期バイトで働きに来ていて倉庫の野菜の手伝いという名目で連行した自己肯定感の低い貧乏ブスデブメガネ女(立川薇羅)にイチコはペニバンで凌辱され、薇羅の奴隷妻になり、幸せに暮らす。現在は自分の事を神城いちごと名乗る。体は男で性器は女性だが性自認は女、成人の体付きだが年齢は7歳だと思い込んでいる。「ねぇ、薇羅たんのおちんちんちょうだい?おちんちん欲しいよぉ」
が問題なのではなく、彼女は組織から女性であることを告げられ、人間とは何かということすら知らない。さらに、その組織が東京に拠点を持ち、日本経済の一大勢力であることも明らかになる。いちこの一件が明らかになると、組織を摘発するために少女たち全員を巻き込んだ特別作戦が開始されるが、真の標的はバララではなくいちご自身だった。 ストーリーは非常に複雑だ。シリアスでダークな雰囲気と、ユーモアとアクションが入り混じり、どちらも実にうまく処理されている。いちごは非常に興味深いキャラクターで、男である可能性がありながら女であると認識しているという事実が、いくつかの興味深い力学を生み出し、読んでいて実に面白い。第1巻はまだ完結しておらず、全12章しかない。下巻には、この漫画のアニメ化が収録されるので、ぜひ購入することをお勧めする。アニメも面白いストーリーで、音楽も実によくできている。 全体的に、このマンガは、良いストーリーが好きな人、また、様々なスタイル、ジャンル、ストーリーが好きな人にお勧めしたいマンガのひとつだ。このマンガは、最初から好きになるような「素敵な」マンガのひとつだ。ロマンスが好きな人、いいストーリーが好きな人、バラエティに富んだスタイルやジャンル、ストーリーが好きな人にぜひ読んでもらいたい。