部活が終わった帰り道、僕は先輩に誘われて先輩の家に遊びに行くことになった。こ↑こ↓先輩はそう言い自分が住んでる家を指差した。僕と先輩は家に入った。入って、どうぞ。先輩はそういうと僕をリビングまで案内してくれた。まずウチさぁ…屋上あんだけど…焼いてかない?あーいいっすねぇ僕たちは屋上へと向かった
「お姉さんは元気? 「元気だよ。今朝から見舞いに行っています。病院に連れて行ってもらってる」。 「大丈夫だと思うよ。妹は病院にいい友達がたくさんいるから」。 「ありがとう」 「お邪魔してすみません」 「気にしないで」 「大丈夫、大丈夫。終わったら帰っていいよ。皿を洗わないといけないから」 「何か用?」 「部室に戻るよ。ご迷惑でなければ、また来ます」。 「そうだね、さようなら」 私たちはとても楽しい会話をした。 「母親が病気になった時、ここにいたのか?」 ええ 「彼女に会った? 「はい」 「彼女の声を聞いた? 「はい」 「病気だと知っていましたか? 「ええ、高熱でした」 「大丈夫です。病院には友達がたくさんいる。 「おやすみ」 「ありがとう。愛してるよ。」 先輩が帰った後、私は部室に行った。 その部室に最後に行ったのは、私が引っ越してきたばかりの頃だった。 部室を通っても誰にも会わなかった。 部室に行っても誰もいない。 私は不安を感じ始めた。 クラブ事務所に電話すると、クラブは閉店したとのことだった。 家に戻って待った。 何もない。 夜遅いから誰もいないだろうと思った。 すでに遅かった。 私は落ち込んでいた。 クラブに行けば、私がそこにいることが知られるかもしれない。クラブに行けば、私がそこにいることが知られるかもしれない