寡黙な男子高校生Aと、おてんばでお調子者の女子高校生B。彼らは恋人同士。Aは下品な言葉も好まない純粋で性欲も無いと思われていた。しかしある日、Bの部屋にて突然、AはBをベッドに押し倒し、余裕のない顔でBを見つめる。そのまま2人は甘くとろけるように体を重ねる。
冗談じゃないんだ…あそこはすごく暑い。これが私の知っていること。 その人と結ばれるっていう実感がたまらないんだ。冗談じゃないんだ。 なぜだかわからない。 Bの部屋でのあの日のことをずっと考えているんだけど、彼女に何が起こっていたかと思うと恐ろしい。彼女なら何て言っただろう?彼女は何をしただろう? でも私は知っている。 それが私の使命だった。それが私の目的だった。 私はあの子の手を取り、彼を私のものにした。 私は彼を愛し、彼も私を愛している