ねぇ遥香遊びにいこうよ
「ねぇ、春香、一緒に遊ばない?」 「え?」 「今まで聞かなかったけど、遊びに行かない?」 「一人じゃ遊べないんだ」 「どうして?どうして? 「一人で遊ぶと自分の考えに没頭しちゃうから」 「どうして? 「一人でプレーして、自分の道を進んでいくのは本当にもどかしい。本当はみんなと一緒にいないといけないと思うんだ」。 「本当はみんなと一緒にいたいんでしょ? 「うん、みんなと一緒にプレーしたい。本当はみんなと、一緒に楽しみたいんだ。」 「本当に私と遊んでいいの?」 「うん、大好きだよ、遥」 それまで笑顔で私を見ていた遥が、急に真剣な表情で私を見た。 「春香、何を考えているの?」 「……」 「春香、あなたは本当に素晴らしいわ」 「……」 「ハルカに出会えて本当によかった。あなたが今、本当に素敵な女の子になってくれて、本当に嬉しい。」 「ああ……」 私も本当に嬉しい。春香が素敵な女の子になってくれて、本当に嬉しい。 「八幡、何考えてるの?」 「ん?」 「何を考えてるの? 「……」 「八幡は本当にすごいな」 「……」 「春香の愛を受け入れられるなんて、本当にすごいよ」 「……」 「あなたが素敵な女の子になったから、私たちは幸せです。」 「……」 「あなたが素敵な女の子でいる限り、遥の愛は止まらない。春香はいつもあなたのそばにいる、ただそれだけ