癌と共に生きる人々が、今まで以上に治療を受けやすく働きやすい社会にするためには
(ワシントンDC) – 米国がん協会(ACS)は本日、全米保健統計センター(NCHS)が収集したがん罹患率および死亡率データの年次分析である「2014年ACSがん実態報告書(Cancer Facts & Figures Report)」から主要データをハイライトした報告書を発表した。 「ACS事務局長のハワード・A・グリーンバーグ博士は、「この報告書には、がん研究者、医療専門家、一般市民にとって非常に貴重なデータが含まれている。「がんは増加の一途をたどっており、世界中の研究者が、がんの原因や予防法、がんをコントロールする方法についての理解を深めることを待ち望んでいます。 2013 Cancer Facts & Figures報告書によると、2013年に米国で新たにがんと診断された症例は260万人を超え、2012年から18%増加した。新たにがんと診断された患者数は推定970万人で、2012年から5.4%増加した。 また、癌による死亡者数は2012年から2013年にかけて5.2%増加し、推定39,900人であった。 「最近の癌罹患率と死亡率の傾向から、世界中の研究者は癌の発生における特定のバイオマーカーや環境因子の役割、そして癌罹患率と死亡率の減少を目的としたそれらの修正可能性に注目しています」とグリーンバーグ氏は述べた