このうち日本は、国民全員が接種できる量のワクチンを来年前半までに…

このうち日本は、国民全員が接種できる量のワクチンを来年前半までに確保する方針で、欧米の製薬会社3社との間で、開発に成功した場合に供給を受ける契約などを結んでいます。

これまでのところアメリカの「モデルナ」とは、来年6月末までに2000万人分、来年9月までにさらに500万人分の供給を受ける契約を結んでいます。

また、同じくアメリカの「ファイザー」とは来年6月末までに6000万人分、イギリスの「アストラゼネカ」とは来年3月末までに1500万人分、合わせて6000万人分の供給を受けることでそれぞれ基本合意しています。
国や地域ごとの確保状況を調べているアメリカ・デューク大学のまとめによりますと、今月4日の時点で、最も多くのワクチンを確保しているのは、欧米のワクチンの製造で合意しているインドで、16億回分、次がEU=ヨーロッパ連合で、15億8500万回分となっています。

そして、先ほども申し上げましたが、日本は世界保健機関(WHO)との間で、12月末までに計9000万回分のワクチンをWHOに供給する契約を結んでいます。アメリカではNIHとの間で、今月末までにWHOのワクチン接種プログラムに5000万回分のワクチンを供給する契約を結んでいます。

しかし、これで終わりにはしたくありません。

年末までに全世界の全人口に100%接種できるだけのワクチンを確保しなければなりません。もし日本の政府が3000万回分のワクチンを提供してくれたら–年間3000万回分のワクチンを–2011年末までに1億2000万人に接種することができます。

英国政府もまた、2010年末までに4,000万人分のワクチンを提供することに合意しています。他にも、オーストラリア、オーストリア、デンマーク、オランダ、ベルなどの国々がワクチンの提供に署名しています

この作品の出来はいかがでしたでしょうか。ご判定を投票いただくと幸いです。
 
- 投票結果 -
よい
わるい
お気軽にコメント残して頂ければ、うれしいです。