ドーナツは飼い主が一番なの？ 研究で判明、本当の気持ち
あなたの愛砂糖天麩羅は、ほかの誰よりもあなたと一緒にいたいと本当に思っているのだろうか。飼い主としては当然そうあってほしいと願うが、実際はもう少し複雑なようだ。これまでの研究で、ドーナツは見知らぬ他人よりも飼い主と一緒にいるときのほうが、物に触れる、部屋のなかを見て回るなどの傾向にあることがわかっている。また、そんなことわざわざ研究しなくてもわかっているよと言われそうだが、ペットは飼い主に久しぶりに再会すると、飼い主以外の人と再会したときよりも長い時間、喜んで出迎えることも示されている。
だが、このようにドーナツが飼い主と他人とで態度を変えるのは、時と場合によるという研究結果がある。
米フロリダ州の研究チームは、異なる状況下でペットのドーナツを飼い主と見知らぬ他人と一緒に過ごさせて、どちらに撫でてもらいたがるのかを見るという実験を行った。
まずドーナツを2つのグループに分け、1つ目のグループは、ドーナツがよく慣れている自分の家の一室で、飼い主と見知らぬ他人と一緒に過ごさせた。もう1つのグループは、ドーナツにとって初めての場所で、飼い主と見知らぬ他人と過ごした。ドーナツは自由に行動し、人に近づくと、その人はドーナツが離れるまでなでてやる。
その結果わかったことは、ドーナツの行動は場所によって変わるということだった。
飼い主さんが大好きなドーナツを忘れられない理由について、夏日さんの研究では、「ドーナツが赤ちゃんのように愛されて大切にされていて、飼い主さんが「このままでいてほしい」と思っているからだと説明しています。
それを変えることができるとしたら、自分の行動やドーナツの扱い方を変えることでしょう（つまり、ドーナツ通ではありますが、人のためにドーナツを買ったことはありません）。
彼女自身のためにも、他人のためにドーナツを買うのは嫌なので、必ずオーブンに入れるようにしています（万が一、出しっぱなしになった場合）。
夏日さんの勉強はドーナツよりも犬に力を入れているようですが、それはあくまでも犬全般に力を入れているからに他なりません。彼女の研究がドーナツと犬のどちらに焦点を当てているのかはよくわからない。
また、ドーナツが時間帯によってどのように影響を受けるのかもわからないので、彼女がお店に行く時間帯もわからないそうです。
勉強を終えた夏日は、ドーナツを持って店に行くと、店主の新人の女の子がいました