私は手紙を読みました。

私は手紙を読みました。
手紙の内容は簡単でした。そうしてむしろ抽象的でした。自分は薄志弱行で到底行く先ののぞみがないから、自殺するというだけなのです。それから今まで私に世話になった礼が、ごくあっさりした文句でその後に付け加えてありました。世話ついでに死後の片付け方も頼みたいという言葉もありました。

今まで経験したことのないことでしたが、やらなければならないことはわかっていました。私は彼の世話をしなければならなかった。彼が幸せになれるように、そして強くなれるように、彼もまた他の人を助けられるように、そして一人にならないように。
私は彼の部屋の掃除を始めました。数日後、彼は毎晩数時間、数人の友人と一緒に部屋を出るようになりました。彼の友人たちは私の家族のような存在でした。私の親友と親友の家族。私は学校の送り迎えにしか付き添うことができなかった。彼らと一緒に家に帰ることを許されたのは私だけだった。私は彼の部屋の世話をすることは許されていましたが、彼と話すことは許されていませんでした。私は彼の部屋を片付けると言われていましたが、彼の物を触ることも、彼と話すことも許されていませんでした。
彼は友達と一緒に過ごしていました。みんな一緒に寝ていた。テレビゲームも一緒にしていました。時には一緒にボードゲームをすることもありました。彼らはいつも一緒にビデオゲームをしていたと言っていました。
お昼寝も一緒にしていました

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