3月8日は国連が定めた「国際女性デー」です。イギリスの経済誌「エコノミスト」が女性の働きやすさについて、主要な29か国を評価しランク付けしたところ、日本は下から2番目の順位にとどまりました。
国連は50年以上も前から、すべての国で女性の地位向上に取り組んできました。この1年だけでも、国連は多くの国で男女賃金格差、教育における男女差別、女性性器切除（FGM）問題への対応など、男女平等の改善に向けた取り組みを行ってきました。2013年1月、国連は女性の地位向上に取り組む組織に技術支援を提供するため、「女性の経済的地位向上のためのグローバル・パートナーシップ（GPEE）」を立ち上げました。
日本は一定の成果を上げているものの、国連はいまだに日本を女性の経済的エンパワーメントに関して世界で4番目にワースト4位としています。過去7年間で女性の就業者数が2倍に増加し、現在ではG20の中で最高の男女平等ランキングを獲得していることを考えると、これは衝撃的なことです。さらに、国連はこの問題を認識しています-ある作業部会では、日本政府の労働力における「女性枠」の政策を次のように特定しています。