少女の夢から記憶を読む。星の音を静かに紡ぐ。時と時の狭間の彼方で詩人が歌う。砕け散る世界。滅びた星。儚い故に美しい夢。揺蕩い巡る。蒼いこの世界の果て。魂の色を記憶から描き出す。夜の来ないこの場所。ゆっくりと欠片を集める。
曲は、バンドThe Verveの「I’m Not There」です。この曲がすべての始まりであり、私の初恋の曲です。ベッドの中で彼女と一緒に小さなノートパソコンでこの曲を再生していたのを覚えています。いい思い出なので手放せませんでした。思うような共通点がなくても、一緒に楽しんでいました。また、「I’m Not There」という曲の初恋、歌詞がわからなかったので、これが初恋だったことも覚えています。私は歌詞を見たことがありませんでした、何を言っているのかわかりませんでした。この曲が存在することさえ知らなかった、それはこの本を読むまでのことでした。歌詞を理解していなくても、この曲を楽しむことができました。
もしあなたがこの曲を愛していて、歌詞を理解していないのであれば、ここにその歌詞があります