ああ……私は問題ありません。

ああ……私は問題ありません。」(誠)
真琴がそう言ってくれた。
「 私はかなりのジェントルマンです。」 (上戸)
二人はとても仲が良かった。
その後、「また会いましょう」と言ってそのまま別れてしまいました。
ただ、こんなところまで会いに来てくれたことが残念でなりません。」(誠)
「…お前が悪いんだよ。」(Makoto)
わかっています。あなたのような人間にはなりたくありません。
きっと後悔するだろう。
でも、もうどうでもいいや。
私は彼らに会いに行きます。
私には止める権利はありません。
私はもう学生ではありません。
弟や妹を傷付けたくない。
死ぬならここで死のう。
もう自分の気持ちを隠したりはしません。
私は今すぐにでも死にます。
「 俺はお前を殺す 」(誠)
私の全ての力で
だから俺はこうしたいんだ。
弟を殺してやる。
妹を殺してやる。
恋人を殺してやる。
みんなを殺してやる。
…でも、もしかしたら僕も死んじゃうかもしれない。」(誠)
「…もう一度、君に会いに行きたい。」(上戸)
このままカミトを一人にしておきたくない。

あなたの両親や私の知っている人たちを全員殺します。
私の友達も全員殺す。
あなたも死にます。
今ここで死ぬことが、世界を救う唯一の方法なのです。
私はみんなを殺します。
みんなを殺すことを誓います。
相手が何であろうと。
悔いはありません! だから俺はもう人間ではいられないんだ!”
大きな声で、闘志をみなぎらせている。
思わず見とれてしまう。
この人はどんな人なんだろう。
こんなに怒っていても、やっぱり王子様なんですね。
いや、もしかしたら王子様なのかもしれない。
確かに王族の雰囲気を持っている。
穏やかだし。
“お前を殺してやる!”
“クッ…!
殺してやる・・・」。
“お前は強すぎる、カミト!”
“クッ!”
“バカな真似はやめろ。
俺を殺すつもりか?
俺はいつかお前を殺す。
そして、お前の友達を全員殺してやる!
みんなを殺してやる!
だからお前を殺すんだ!”
“よくもそんなことを言ってくれたな!
あなたが王子ならば、絶対に殺します。
必ずみんなを殺します

Photo by jmc4 – Church Explorer

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