ペルソナ5の主人公である雨宮蓮は夏休みに起こった事件を解決した後は実家に戻って暮らしていたが冬休みに友達に会うため四軒茶屋に遊びに来ていた。特に親しい友人達を喫茶店ルブランに集めて楽しく過ごしていると友人の新島真が雨宮蓮と自分と二人だけで歓楽街に行こうと提案してきた。その時、雨宮蓮の携帯に京都府警から警視庁公安に出向中の長谷川善吉から連絡が入った。彼によれば一週間ほど前から歓楽街で喧嘩の通報がかなり増えており暴力団員らしき者が目撃されているらしく自分で現地調査をしたいが他の事件の調査で自分も部下たちも動くことができないので学校の新聞部によるインタビューという口実で聞き込みをお願いしたいらしい。[それと関係があるのかはまだわからないが最近噂になってる桐生一馬という男について聞き込みをしてみてほしい。元極道で沖縄にある児童養護施設の園長先生をしていたが最近歓楽街に戻ってきたという情報が俺のところに来てるんでな。大人数で学生が歓楽街にいると怪しまれるのはわかっているができれば、情報収集能力の高い佐倉双葉にも手伝ってほしい。パソコンで調べるだけでもいいから協力するよう言っておいてくれないか？]少し考えてから聞き込みを引き受けることを善吉に伝えた。[引き受けてくれるか、助かるぜ、危ないと思ったらすぐに逃げてくれ]無茶はしないと伝えてから仲間たちと一旦解散し雨宮蓮と新島真は渋谷駅から歓楽街へ向かった。歓楽街に着いて聞き込みをしようと人の多い場所に移動しようと歩いていると近くのホストクラブの前に人だかりができていた。何が起こっているのか確かめるため近づいてみると店の中で四~五人の男達がライトグレーのスーツを着た厳つい男に襲いかかりその男に殴り飛ばされているのが見えた
雨宮蓮さん 一番最近聞いたのは、桐生一馬という人の事件で、彼は私と同じ学校の生徒だったんです。
この事件を教えてくれたのが野村さんだったので驚きました。
野村：発言には気をつけようと思いました。
雨宮蓮さん。なるほどね。
最初のケースでは、雨宮蓮は桐生一馬の素性を聞かれましたが、電話がかかってきたときには名前を覚えていませんでした。再び雨宮蓮に聞かれたときには、桐生一馬は同級生なので知っていると答えています。
野村：そうだったんですか。
ペルソナ3」の主人公である真田明彦も雨宮蓮と同じ学校でした。
野村：ちょっと不思議な感じですね（笑）。
雨宮蓮さん。名前も知らないんですよ。
野村：桐生一馬の名前も知らないの？
雨宮蓮さん。いや、知らないですね。
野村：ふむ、では何でもないということですね。
雨宮蓮さん。まあ、そうですね