俺は魔法を駆逐したいと思って

俺は魔法を駆逐したいと思って

「そろそろですね」。 「そうだ。私が欲しいのは、魔法を破壊できる魔法の使い手なんだから、死にたくないなら、私にやってはいけないことをさせないで」。 異世界に行きたい、以前にはなかった欲望が湧いてきた。 魔法使いの世界に行きたい。 「魔法はこの世界ではとても重要なもので、魔法を破壊する方法があるはずだ。だからお願い、あの魔法使いを殺させて。あなたも一緒に。どうか私を見殺しにしないでください」。 「わかりました」。 「では、マジックさんに特別なお礼をしましょう!」。 「ありがとうございます。 何を言ったかわからないが、彼女は満面の笑みで去っていった。 この世界にいたくない。 魔法使いの世界に行きたい。 魔法を消滅させたい。 「ちなみに、さっきの話とは違う。本当に魔法を滅ぼすことはできないけど、ゆっくり滅ぼせば殺すことは可能。即死ではないけどね」。 「そうなんですか。なるほど。準備します」。 風呂から出ると、セリアがベッドに横たわっていた。 バスローブと下着姿だった。 「本当にやったんだね。本当にうれしいわ」。 「私もうれしい。新しい世界に慣れるか心配だったけど、思ったより適応できたみたいだね」。 「そうね、私も楽しんでいるわ」。 「じゃあ、魔法を教えてくれる? 「もちろん」

Photo by cseeman

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