農業の人手不足の解決策
米労働省労働統計局が12月に発表したところによると、1月までの12ヵ月間で全米の農業労働力人口は3.3％増加し、過去4年間で最大の伸びとなった。しかし、前年同期比では83万1000人（3.5％）減少している。農業労働力の減少は、2009年に経済が縮小して以来、最も劇的なものである。労働省によると、1月の農業労働者数は前年同月比1.8％減の820万人であった。農業における労働力人口の減少は、農作業の減少によるところが大きい。月に政府が発表したところによると、農場と牧場の数は5500軒減少し、920万軒となった。2000年には、従業員のいる農場と牧場は1900万軒近くあった。現在では1,400万人弱で、860万戸の農場と牧場で労働者が働いている。しかし、農業従事者の失業率は1月の3.6％から3.9％に改善した。