2点目は、「自利利他」の考えである。つい、自分のメリットばかりに気を取られ、相手のメリットを忘れてしまうことがあるが、それではダメだと気付かされた。第一に、他人の利益を追求することで、自分自身の利益につながる。M&Aの業務に置き換えると、お客様のメリットを第一に考える。そうすることによって、リピートが生まれ、自分自身の数字も上がる。常に正しいことをを正しく、他人にも自分自身にも嘘をつかずに仕事に取り組んでいきたい。この考え方は、信頼関係を築く上で極めて重要である。お客様が自分を信頼し、自分の利益を最優先に考えてくれることで、長期的な関係を築くことが可能となる。また、他の関係者、例えば弁護士やファイナンシャルアドバイザーとの連携も円滑に行うことができる。自己中心的な姿勢では、他者との協力関係が成立しにくくなるため、自利利他の考え方はビジネスにおいて不可欠であると考えている。さらに、自利利他の考え方は社会貢献にもつながる。他人の利益を追求することで、社会全体の福祉に貢献することができる。例えば、M&Aを通じて中小企業の成長を支援することで、地域経済の活性化に寄与することができる。このように、自利利他の考え方は個人だけでなく、社会全体にとってもプラスの影響を与えることができる。
「そして、これが2つ目の、最後にお伝えしたい情報です。テロ対策を担当する米国政府機関、FBIの代表とも連絡を取る機会がありました」。 「FBIの代表？ 「ツインタワーでの2人のアメリカ市民の死に関して、次のような情報を提供してくれました。 “この情報は他の政府機関から共有されたのか？” 「いいえ。彼らはまったく情報を提供していない」。 「それでは、時間切れです。最後に質問があればどうぞ” “はい。以前受け取った情報についてですが、その情報はFBIとも共有されていたのでしょうか？” “申し訳ありません。 “申し訳ありません、知りませんでした。私の理解では、FBIは独自の捜査を行っており、この捜査にはどのような形であれ、一切関与していません。 「FBIの捜査とはどのようなものですか？ 「残念ながら、今日はお答えできません。「申し訳ありません。 「申し訳ありませんが」と彼は答えた。「FBIに問い合わせてみます」と私は答えた。 「そのことについては、現時点ではお答えできません」と彼は言った。 間もなく、CIAの担当者から電話があり、この件について話し合うために面会を求められた。その担当者は電話を切った