あるところにお祖父さんとお婆さんが住んでいました

あるところにお祖父さんとお婆さんが住んでいました

この話は祖父が読んだ。祖父は森の中に人を殺す幽霊がいると聞かされたという。 その老婆は老衰で亡くなった。 彼女は埋葬され、家族は儀式を行うことにした。彼女の遺品を集め、箱に入れた。そして火を焚いた。 すると、赤いたてがみと尾を持った白い馬が森に入ってきた。 その馬はとても年老いた馬で、長い間地上にいて、多くの人々を見てきたと彼らは言った。 箱に大量の水が注がれ、馬は姿を消した。 おじいさんとその家族は、それが自分たちが見た馬だと言った。 さて、老婆が埋葬されたとき、彼女はあまり感じのいい人ではなかった。彼女は人を罵り、出て行けと言い続けた。彼女はとても嫉妬深く、孫の何人かを呪っていた。 馬は怒った。馬は森へ走り去った。 おじいさんとその家族が長い年月を経て戻ってくると、老婆の正体は赤いたてがみと尾を持つ白馬だった。 おじいさんとその家族は、自分たちが見たのはあの馬だと言った。 さて、私がその話を祖父に読み聞かせた後、祖父は2つの話をしてくれた。ひとつは祖父とその祖父の話。 もうひとつは、祖父と、私の祖父ではないある男の話だった。

Photo by Passetti

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