米欧主要紙などが加盟する業界団体は２０日、米アップルのクック最高経営責任者（ＣＥＯ）に書簡を送り、アプリ販売市場「アップストア」の契約を見直し、購読料にかかる手数料の引き下げ交渉を求める方針を示した。
Bloomberg Businessweekが入手した4月20日付けの書簡には、次のように書かれている： 「我々は、App Store自体の成功、そしてApp Store自体を含むApp Storeのエコシステムの成功には、App Storeが不可欠であると考えている。我々は、App Store自体の成功、そしてApp Store自体を含むApp Storeのエコシステムの成功にとって、App Storeが必要不可欠であると考えている。」 業界団体であるパブリッシャーズ・インタラクティブ・グループはさらに、出版とモバイル・パブリッシングは 「収益の面でも非常に成功しているが、ユーザーのエンゲージメントの面でも非常に成功している 」と述べている。 パブリッシャーは、「App Storeが提供する現在の価格体系は、パブリッシャーと消費者の双方にとって不公平であり、パブリッシャーには消費者よりも多くの支払いを強いる一方で、パブリッシャーにはアプリに対する価格決定権が与えられていない 」と主張している。 この書簡では、パブリッシャーは 「App Storeでアプリをより安価に提供することを選択する能力を常に持っており、App Storeは、インターネットのオープンマーケットプレイスのような、広告をサポートしないオープンな市場では決して見つけることができなかったであろうアプリを、消費者が見つけ、発見することができる場所であった 」と指摘しています。 書簡はまた、パブリッシャーがアプリの売上に対して税金を支払う必要がないことにも言及している。 書簡の最後には、アップル社に対して「アプリのパブリッシャーに以下のような機会を提供する」よう要請している。