私は息苦しさに目が覚めた。

私は息苦しさに目が覚めた。昨日は8時に寝たのに今日は体が重い。きっとだるさだろう。そう思いベッドから下りようとした時「バキッ」と音がした。そんな古いベッドでもないので不思議に思い、ふと鏡に写った私を見た。そこには100kg以上の女性が居た。

私は自分の体が本当の自分の体ではないことを知った。私は東京の病院で生まれた。そこで18歳くらいまで過ごし、その後アメリカの大学に進学して10年間暮らしました。私の体は本当に私のものではなかった。親の許可なく変える権利もなかった。 当時、私は自分をどうしたらいいのかわからなかった。20代で、妻がいて、子供もいた。私は完全に混乱していた。妻とは同姓同名だったが、見た目は違っていた。彼女はしばらく私のガールフレンドだったが、他の誰かと結婚した。どうしていいかわからなかった。 私は妻の重荷になっていると思い始めた。結局、私が入院している間、私の世話をしてくれるのは妻だけだったのだ。私は妻に、自分の人生を歩んでほしいと頼むようになった。妻が私のことを何も見てくれなければ、私は幸せだ。 そんな時、心的外傷後ストレス障害についての本を読んだ。強い羞恥心と罪悪感を覚えた。それが私の体の原因なのかと思いました。” どんな気持ちでしたか? 「すごく泣きました。妻がどう思うかが怖くなった。トイレにも行けなかった。ベッドから出られなかった。妻はこう言うんだ。食べてないじゃない。寝てないじゃない。仕事もしない。外出もしない。心が弱っているんじゃないかと心配になる』って。それで彼女は、仕事から早く帰ってくるように言ってきた。でも帰れなかった。私は、「私は捕まっているんだ」と思った。

Photo by cseeman

この作品の出来はいかがでしたでしょうか。ご判定を投票いただくと幸いです。
 
- 投票結果 -
よい
わるい
お気軽にコメント残して頂ければ、うれしいです。