俺はこの春高校に入学した。

俺はこの春高校に入学した。高校では部活に力を注いでいた。そんな時俺が入部する部活に女子の先輩がマネージャーをやりたいと話してきた。女子マネージャーは俺より1級上なのにいつも俺を頼ったりすぐに甘えてきたりする。しかもかなりの天然+おっちょこちょいなのだ。俺はそんな彼女を次第に好きになっていた。だがそんな片思いも全て担任が事故を起こしたせいで全てが終わった。

彼女への恋心とは関係のない出来事だったので、特に意識はしていなかった。 しかし、事故の後、救急処置室にいたとき、看護婦さんにこう聞かれた。 「はい、あります」 「なるほど…」 私は考えた。看護婦さんだから、セックスのことは知っているんだろう?彼女は私が付き合っていた看護師に違いなかった。 「その看護師についてどう思う? 「何を? 「ナースとして?女として?」 「わからない」 「どうして彼女のことが嫌いなの?」 「うーん…」 私は少し動揺した。 「嫌いなら近づかなきゃいいじゃない。大丈夫だよ」 私はしばらく考え込んだ。少し恥ずかしかったが、よく考えた結果、彼女のことは好きではないというのが私の答えだった。 「なぜ彼女が嫌いなのか、実はわからないんだ」 「じゃあ、教えてよ。どう思うか言ってみて。 「言うべきかどうかわからない」 「何も言わないなら、そのままにしておくよ。おやすみなさい」 私がそう言うと、看護婦はまだドアの前に立っていた。 「あなたが怒るのは構わないけど、私たちは彼女に何もできないのよ!」 「じゃあ、このままでいいの?」 彼女は私をバカにしていた。 看護婦さんはそんな人じゃないでしょう。彼女に近づかないようにすれば大丈夫」

Photo by w_lemay

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