楽譜で表現できること、されないこと

楽譜で表現できること、されないこと

若い頃、ピアニストで音楽家の友人から曲を書いてほしいと頼まれた。私はピアノを弾いたことがなかったし、どれだけの譜面が書けるのか、どれだけの和音が弾けるのかも知らなかった。いい練習になると思ったが、大失敗に終わった。私は楽譜を知らなかったし、作曲家もその曲を知らなかった。そこで私は、ピアノ譜にない曲を書くことにした。音楽のことはよく知らなかったが、少なくとも友人のために書いたものよりは劣るものを書く覚悟はしていた。即興のように聞こえる曲を書いたが、即興ではなかった。何を書けばいいのか見当もつかなかったから、自分が弾けそうな曲を書いた。そうやって作曲家としてのキャリアをスタートさせたんだ。 音楽は素晴らしい贈り物だ。とても美しい贈り物にもなる。呪いにもなる。 楽譜の読み方を教えてくれた先生がいた。私はそのことをよく理解していなかったので、ただそこに書かれていることを読んだだけだった。次に音楽学校に行ったときは、楽譜を読まなければならなかった。それ以来、音楽学校には行かなくなりました。楽譜に何が書いてあるのか理解できなかった。私は音楽をやったことのない子供だった。今、私は音楽について以前より多くのことを知っていますが、楽譜がどのように聞こえるべきかはまだわかりません。音楽とは何なのか、いまだにわからない

Photo by chineseinus.org

この作品の出来はいかがでしたでしょうか。ご判定を投票いただくと幸いです。
 
- 投票結果 -
よい
わるい
お気軽にコメント残して頂ければ、うれしいです。