河辺…それはだめ…私はそう言いました。

河辺…それはだめ…私はそう言いました。

何なんだ? 今まで読んだ中で最もばかばかしいもののひとつだ。まず、このタイトルは何なんだ?響」と「榛名」のダジャレか?漫画「メカクシ」シリーズへの言及なのか?猫と鳥の話?わからないが、このタイトルは完全に常軌を逸しており、川辺監督はまったく別のことを考えて書いたに違いない。 さて、2つ目の理由は、川辺のユーモアのセンスが妙にひねくれているからだ。タイトルを書かれた後、正直真に受けなかったのだが、見返してみると、猫や鳥のことを書いている……のだが、そのユーモアは軽妙さとは程遠く、むしろ面白いと解釈できるものからはかけ離れている。これは私には理解できないことで、彼との関係がどうなっているのか、いまだ解明できずにいる。 川辺は奇妙なユーモアのセンスを持っているので、このような奇妙なタイトルの数々も理解できる。彼のこれまでの仕事を振り返ってみると、川辺が奇妙なユーモアのセンスを持っていることがわかる。風刺としてのユーモアのことだ。川辺はユーモリストではなく、風刺家なのだ。彼が書くタイトルはどれもユーモアに満ちていて、そのたびに笑わないわけにはいかない。 もうひとつ、彼の文体についても触れておきたい。

Photo by Miguel Discart (Photos Vrac)

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