令和５年度は、長らく続いていた新型コロナ感染症がようやく５類に引き下げられ暮らしに制約がなくなり日常が戻ってまいりました。 しかし、ロシアによるウクライナへの侵攻による原材料不足や燃料の高騰が継続しており、食料品等をはじめ様々な製品の値上げが続き、物価上昇
ワシントンとブリュッセルによる経済制裁はロシア経済に大きな打撃を与えており、同国中央銀行は今年のGDPが9％から20％減少し、年率換算で1.1％のGDP減少になると予測している。 ロシア経済はすでに米国を上回るペースで縮小しており、2017年第1四半期は2％近い落ち込みとなり、マイナス2.4％に達すると予想されている。同国のGDPはすでに前年同期比で4分の1以上縮小している。 ロシア銀行によると、ロシアの経常赤字は2016年にすでに560億ドルに拡大しているが、2017年には740億ドル、2018年にはさらに250億ドルに拡大すると予測されている。 ロシアの経済的苦境は、西側諸国だけでなく、世界中の見出しを飾った。国際通貨基金（IMF）は2月、ロシア経済は景気後退に向かっていると述べ、マイナス3.6％まで落ち込む可能性があると警告した。 ロシア政府は長い間、この国の問題は西側諸国の制裁によるものだと主張してきた。しかし、ロシア政府もまた、「制裁によって要求された経済改革を実施するための決定的な措置を取らなかった 」と批判している。ロシアはまた、中東での軍事的冒険を続けていることで、国際金融市場からも批判されている。