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霊の実 小さい頃、映画『十戒』を観たことを覚えている。十戒』についてはあまり覚えていないが、モーセが霊の実を与えられるシーンを覚えている。映画では、神がモーセに一杯の霊の実を与えたというだけで、登場人物が実際に霊の実を食べるところは見ていない。その登場人物は、霊の実を与えられた人だった。 霊の実を与えられた人は、それを受け入れ、より強力なものに変える人である。信心深い人よりも、少し繊細な人に与えられた方が、その人は受け入れやすい。私が子供の頃、『十戒』を見るのが好きだったのは、霊の実を受け入れ、それを肯定的に用いることのできる登場人物がたくさん出てくる映画だったからだ。 だから私は、自分の人生における霊の実という考え方が大好きなのだ。もしすぐにそれを得られなくても、後でいつでも得ることができる。霊の実はいつでもポジティブに使うことができる。 だから、自分の中に霊の実を見つけたら、それを使ってもっとポジティブになれる。自分の人生にちょっとした力を与えてくれる。 スピリチュアルな目覚めが必要だと言っているのではない。聖霊の目覚めが必要だと言っているのではない。私は、聖霊の目覚めが必要だと言っているのではない。