中学1年生の夏にに私は祖母をなくした。共働きだった両親にかわって小さい頃から、私や妹の幼稚園の迎えや長期休みには私たちを連れて出掛けに行ったりもしていた。祖母の体調が優れなくなってからは施設に入所したが、施設でも元気に過ごしており私も定期的に会いに行っていた。しかし、突然亡くなった。数日前にあった時は元気だったためあまりにも急のことですぐには受け入れることが出来なかった。
私が派遣されたのは、ミュンヘンのサンクト・アウグスティンという病院でした。祖母の主治医は、ミュンヘンの病院には入りきらないので、私が割り当てられた部屋の一室を他の患者のケアに使いたいと言った。私は子供の頃、そこに通っていたので、これには不満だった。でも、受け入れざるを得なかった。小さな病院で、温かくもなく、快適でもなく、近代的でもなかった。ただ、私が送られた病院だった。私が退院したとき、祖母はすでに亡くなっていたと思います。私の心の中では、私の面倒を見てくれる家族がいないのを見て、とても悲しかった。祖母はいつも私の最大のサポーターであり、親友でした。それ以来、私はその支えに支えられて生きてきたと言ってもいい。 私は4週間ほど入院していました。あの部屋に一人でいるのはとても不思議な感じがしたのを覚えている。注射をしたり、何かをもらったりするたびに、鏡の前に立って自分を見なければならなかった。私はいつも死ぬのがとても怖かったので、病院ではあまり居心地がよくありませんでした。怖かった。生気が抜けていくのを感じた。自分の体が麻痺していくのを感じたし、死ぬんだと思った。死ぬことへの恐怖は圧倒的でした。 祖母の死は私にとってまったく初めての経験だった。祖母の死に方はあまりにも突然だった。何の症状もなかった。 手術室に運ばれてきたとき、「手術はしない」と言われました。