もしあと1ヶ月で、世界が終わってしまうと分かっていたら、私たちは…

もしあと1ヶ月で、世界が終わってしまうと分かっていたら、私たちは、というより私自身は何をすればよいだろうか?

そして、考えているうちに、どうしたら生き続けられるのだろうと思った。たとえ死んだとしても、誰が私の面倒を見てくれるのだろう?誰が最期まで私の面倒を見てくれるのだろう?誰が家族の面倒を見るのだろう?自分ではどうすることもできず、このまま生きていく自信がなかった。 私はこの機会に買い物に出かけた。自分のために何か買おうとした。傘を買おうとしたとき、ふとナイフのことを思い出した。私はナイフを取りに父の家に走った。戻ってみると、父はまだいなかった。 私は母親の家に行った。母親は起きていて、寝間着を着たままだった。私は息子に会いたいと頼んだ。 「息子はどこ?部屋に行きたいんです」。息子は仕事場にいます」。 私は彼の仕事場に行った。息子は机に座っていた。何を見ているの? 「コンピューターを見ています」と彼は答えた。 「コンピューター・サイエンスを勉強しているんですか?と私は尋ねた。 「はい、父に教えてもらいました」。 「試験は? 「はい、試験はここです」。 「では、なぜここにいないのですか? 「午後6時に職場に行かなければならないんです」。 「そうですか。でもどうやって行くの?地下鉄かバスに乗らないと。 「いいえ、歩きます」。 「でも、どうやって歩くんですか?転ぶか、道に迷うよ」。 「歩きます 彼は微笑んだ。 「でも、どうやって歩くんですか? 「帰り道が見つかるまで歩くよ

Photo by w_lemay

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