長かったゴールデンウィークも残念ながら最終日だ。

長かったゴールデンウィークも残念ながら最終日だ。休み中は少々の買い物と家の片付け、そしてテレビを見たりなどのんびりと過ごした。それでも比較的ゆったりと過ごせて、いろいろなことをゆっくり考えることもできたから、久々に自分を見つめなおせることができたように思う。

ふと自分を見ると、この2年間ですでに少し背が伸びていた。自分では意識していなかったが、入学当初より少し成長したような気がした。そのことが誇らしく、また自信につながった。 時間を見て、その日の夕方、クラスの担任の先生に会うことになっていることを思い出した。教室に行くと数人のクラスメートがいたので、今度の休暇について話し始めた。しばらく勉強から解放されそうで嬉しい、とリラックスしようと自分に言い聞かせたが、自己批判が過ぎるような気がしてならなかった。これまで自分が直面してきた問題を解決できるのだろうか、と。これらの問題を解くことができたのは、幸運にも良い先生方に恵まれたからに他ならない。だから、私は本当に恵まれていると思った。 しかし、気を緩めていると、後ろから騒ぎ声が聞こえてきた。先生がやってきて、手に一枚の紙を持っていた。これが何かわかるかと聞かれた。顔を上げると、先生が私をじっと見ていた。彼女は何か言いたげだったが、何も言わず、ただ涙目で私を見つめ続けた。数秒後、ようやく彼女は言った。

Photo by ell brown

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