明日 笑顔でいるために
大恐慌を生き抜いた人々の経験から学べることは多い。1930年代から40年代にかけてアメリカにやってきた人々の多くは、若く、独身で、飢えていた。多くの場合、彼らの両親は農場や仕事を失い、友人たちも失業者の仲間入りをした。彼らは自分のために働くことに慣れておらず、貯蓄の仕方も知らなかった。また、過密で寒く、収容者の多くが死亡した失業者収容所の状況にも衝撃を受けた。さらに、政府は警告も説明もなく、多くの人々を収容所に入れた。それはまるで、政府が国民の若者を実験台にすることを自ら望んでいるかのようだった。 私たちは大恐慌を生き抜いた人々から学ぶことができる。今日の失業者とその家族が直面している問題の多くは、政府では解決できないことを学ぶことができる。また、アメリカ経済の基本原則は、大恐慌が起こったときと同じではなかったことも学ぶことができる。 1930年代には、若者たちは大学へ行くことを奨励され、大学は中流階級と安定した将来への切符とみなされていた。しかし、そのような人々の多くは、就職市場で求められる条件への備えができていなかった。彼らの多くは、景気の悪さに落胆し、長時間働くことを厭った