就任後初めて南米を訪れている岸田総理大臣は、グローバル・サウスの主要国であるブラジルのルーラ大統領と首脳会談を行いました。 温暖化対策として、アマゾンの森林保護の支援強化や、脱炭素化を進めるための政府間の枠組みを作ることなどで合意しました。 会談は日本時間の3日午後9時半すぎからおよそ行われる
3) 韓国が20年ぶりにアジア気候サミットを開催 韓国が12月に東京で第1回アジア気候変動サミットを開催する。サミットは11月に開催される。主催者は、グローバル・サウス（南半球）から指導者を招き、気候変動にどう協力して取り組むかを話し合う。サミットには文在寅大統領が世界の指導者として初めて出席する。 4) 中国とメキシコ、2030年までに排出量を80％削減することに合意 中国とメキシコは共同声明で、2030年までに各国の排出削減量を2005年比で80％削減することに合意した。中国は、2030年までに排出量全体を2010年比で40％削減することに合意した。メキシコは、2030年までに排出量を2005年比で37.5％削減する。両国は、それぞれの国家計画を国連気候変動枠組条約に提出しなければならない。 5) 中国政府のシンクタンクが発表した経済と環境の将来に関する報告書 10月10日、国務院は中国現代国際関係研究院（CICIR）の報告書を発表した。同時に、中国と西側諸国は 「経済戦争の犠牲者 」になってはならないとした。報告書は、「地球温暖化という災厄」が今や世界経済の将来にとって「大きな脅威」になっていると警告した。