昨今の不動産市況は、
グレーターバンクーバー不動産委員会が土曜日に発表したところによると、今月1ヶ月までの販売額は前年同期比6.3％増の11億ドル強となり、同期間の新規リスティング件数は6.5％増と堅調に推移している。 しかし、市場が持続可能でないことや、バブルが発生する可能性を懸念する声もある。 続きを読む バンクーバーの住宅市場にバブルの兆し オズグード・ホール・ロースクールのデレク・ホルト教授は、グローバル・ニュースに対し、バンクーバーでバブルが発生しつつあるとの見方を示した。 「アメリカのように全体が崩壊するのは目に見えている。「住宅市場は）持続不可能になりつつあると思います」。 また、「銀行が住宅バブルに巻き込まれ」、住宅ローンの借り換えに手を染める危険性もあるという。 不動産委員会は報告書の中で、5月に市内で売買・賃貸物件としてリストアップされた物件数は1,800件を超え、2012年10月以来の高水準であったと発表した。 4月には3,500件が市内で売買・賃貸されていたという。 見る 干ばつに見舞われたブリティッシュコロンビア州の住宅市場が本格的に始動 また、同委員会によると、現在売り出し中の物件数は、2016年5月平均の1,500件を大きく上回る見込みだという。 ブリティッシュ・コロンビア州の住宅ブームは、この1年で価格を押し上げたとして非難されている。