日本は、100年ほど前、男女差別が激しかった。

日本は、100年ほど前、男女差別が激しかった。選挙はできず、働いたら長時間労働を強いられる。

しかし、戦争は日本に雇用と富をもたらし、日本の男女平等は改善され始めた。 1980年代までに、日本の学校では女性の成績が上がり、日本は「男女平等のモデル」となった。 しかし2007年、鳩山由紀夫首相は女性の労働時間を制限する法律を提案した。 これは日本の男女平等に対する大きな一歩と見なされた。 Image copyright Getty Images Image caption 日本では1960年まで女性に投票権がなかった。 昨年、10万人以上の女性が東京の路上で抗議活動を行った。 抗議のきっかけとなったのは、家庭内暴力事件の増加だった。 直近では、1月7日に安倍晋三首相の自宅で抗議デモが行われた。 安倍首相は、女性がパートタイムで働けるようにし、仕事を見つけやすくするための改革に取り組むと述べた。 主な要求のひとつは、女性労働者が男性の出勤時間である午前10時に職場に入ることを認めることだった。 日本の女性の労働時間は週40時間である。 Image copyright AFP Image caption 安倍首相は、女性団体に押される形でこの変更を行なった。 中には「男性嫌悪」と非難された団体もあった