幼稚園教育要領には、造形について絵画制作の項目で感じたこと、考え…

幼稚園教育要領には、造形について絵画制作の項目で感じたこと、考えたことを工夫して表現するといった内容のことや、幼児の年齢や発達に応じて、感覚を豊かにするということ、十分に表現することで喜びを味わわせるようにする等の指導の方法について述べられている。そこで今回は、保育学生に焦点を当て、私生活で造形活動をする場面と保育実習で造形指導をする場面の意識調査の結果から、

保育における造形活動は、幼児の可能性を伸ばし、子どもの発達に伴う課題に対応するための有力な教育手段として、学校や大学で注目されている。幼稚園教育要領では、幼児の年齢や発達に応じて、気持ちや考えを創造的に表現するなどの造形活動の内容や、感性を豊かにする、表現する喜びを十分に味わわせるなどの指導方法が示されている。本稿では、保育実習において、私生活で造形活動を行う場面や、造形指導を行う場面で、子どもの造形表現の自由を尊重しつつも、法律で守られるべき子どもの権利を侵害するような意識調査を行った結果から、保育学生に焦点を当てる。 本研究では、サンプルとした子どもたち(n=813)に対して、日常的に造形活動を体験しているか、表現したい体験があるか、自分の気持ちや考えを創造的に表現しているかなどを尋ねた。本研究では、アートメイキングを「自分の気持ちや考えを創造的に表現することだけを目的として行う活動」と定義する。私たちは、子どもたちに、芸術的な体験の有無を尋ねた。

Photo by University of Hawai‘i–West O‘ahu

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