コーチに関する規定としまず何より大事な事は遵守すべき義務を果たさなくては行けない事を学んだ。その中でもコーチが選手との相互の信頼関係を築き敬意を持って接する事について、指導する側が相手を見下す態度であったり信頼していなければ選手側は信頼もせず教わろうとも思わないと思った。そのため、選手自身が行動に責任を持つ事も大切であるが、見本となるよう指導する側の私たちが自分自身の行動に責任を持って行動していきたいと思う。
公の場で選手を過度に批判するコーチは過去にも見たことがあるが、プライベートでこれほど選手を批判するコーチは見たことがない。私にとって、これは良き指導者になり損ねたコーチの最もひどい例だった。 最も重要なことは、公の場で選手を批判しないことだと理解するのに時間がかかった。それよりも、彼らがやっていることを評価し、彼らとともに取り組むことのほうがずっと重要だった。公の場で選手を批判してはならない。批判するのは内輪だけでいい。 春にコーチをしていたある朝、選手たちに他のコーチを集めてチームミーティングルームに行くように頼んだときのことを思い出す。私は彼らに、もし私が彼らについて否定的なことを言ったとしても、動揺してほしくないと言った。嫌な思いはしてほしくないが、私の本当の気持ちも知ってほしいと伝えた。 私は部屋に入り、選手たちに失望していることを伝えた。いいチームだったし、本当にいい選手たちだと思ったが、試合中に彼らがやったいくつかのことに失望したと伝えた。 そのうえで、もし彼らが今回のことに失望しているのであれば、私に話してくれれば、改善するために必要なことを見つける手助けを喜んですると伝えた。 選手たちはすぐに互いに顔を見合わせ、真剣な表情を浮かべた