SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」世界のすべての子どもたちが教育を受ける権利を持っていますが、世界では、小・中・高校レベルの教育年齢にある6～17歳までの子ども・若者のおよそ6人にひとり、約2億5,000万人が学校に通えない状況
世界の貧困層の9.8％が女性-世界銀行グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書、2014年女性のエンパワーメント指数、米国 グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書は、SDGsをはじめとする持続可能な開発目標に向けた進捗状況に関する年次報告書である。報告書は毎年4月に世界銀行グループによって発表され、各国の情報源を含む様々な情報源からのデータを用いている。グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポートは、ジニ係数を用いて、様々な主要指標におけるジェンダー・ギャップを測定している。ジニ係数は、様々な集団間の所得や資源の分配を比較するための一般的な尺度である。ジニ係数は、ある項目の価値の分布を標準分布と比較する数式である。ある項目の価値が高ければ高いほど、その分布は少なくなり、ジニ係数は低くなる。2014年の米国のジニ係数は0.469で、報告書発表時の世界一豊かな国、日本のジニ係数0.465に近い。世界最貧国のネパールのジニ係数は0.333である。グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポートの分析によると、平均して、女性と男性は自分の教育のために同じだけの経済的資源を持っている。しかし、ほとんどの発展途上国では、教育到達度において、女性が男性を少なくとも2対1の割合で上回っている