情報科学はなぜ大事なのかで考察
世界最大のコンピュータ業界団体であるAssociation for Computing Machineryの最高学術責任者であるデビッド・M・ブロディ博士は、「学術文献を総合的に見ると、この学問分野は比較的強い状態にあるという非常に強固なコンセンサスが示されている」と述べた。 ブロディ氏は、工学や数学など他の学問分野でも似たような結果が出ているので、この発見には驚かなかったという。 「このことに関しては、文献はかなり明確です」とブロディ氏。 ブロディはまた、この学問分野が透明性を重視していることも評価した。 「初めて、学界はこの分野が直面している問題を理解し始めている。「この分野は全体的に良い状態にあると言えるでしょう」。 この研究は、カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学サンディエゴ校、カリフォルニア大学バークレー校アルゴリズム・データサイエンスセンター、ピッツバーグ大学の研究者によって行われた。研究者たちはオンラインで研究を行い、データ分析はウィスコンシン大学マディソン校の研究者が行った。 注意すべき点は、この研究は情報理論研究のみを対象としたものであり、情報理論研究全体が対象となったわけではないこと、また情報理論研究の良し悪しを論じたものではないことである。 ブロディ氏は、今回の研究結果は、情報科学分野を研究する人々にとって重要であると述べた。