著者は別著「サピエンス全史」で有史以降現在に至るまでの人間や文明の歴史を描き、「ホモ・デウス」において現代の最新テクノロジーと人間の未来について語った。続く本著「21 Lessons」ではこれらを受けて、今の時代の人間の課題を鋭く指摘し、われわれがどう生きるべきかを問う。自由や平等は失われ、国家や宗教の虚構もあきらかになり、人間としての尊厳や存在意義さえあやふやになる。われわれの現代世界に関する考察としては最も深い著作のひとつである。ちなみに、レビューアの会社では最近、この本の輪読会をはじめたところである。
“サピエンス全史” A.M.ホームズ 著者は別の著書『サピエンス全史』で先史時代から現代までの人間と文明の歴史を述べ、『ホモ・デウス』では現代の最新技術と人間の未来を論じた。続く著書『21の教訓』では、現代の人類が直面している課題を鋭く指摘し、私たちの生き方を論じている。[….]ＦＦＥＲ
“サピエンス全史” A.M.ホームズ 著者は別の著書『サピエンス全史』で先史時代から現代までの人間と文明の歴史を述べ、『ホモ・デウス』では現代の最新技術と人間の未来を論じた。続く著書『21の教訓』では、人類が直面している課題を鋭く指摘している