「どこが悪い」「窃盗だ」波紋広がる教諭の給食パン1000個持ち帰…

「どこが悪い」「窃盗だ」 波紋広がる教諭の給食パン1000個持ち帰り
2019.12.27 16:45ライフ教育
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堺市立堺高校定時制課程の生徒に給食として配られていたパンと牛乳
堺市立堺高校定時制課程の生徒に給食として配られていたパンと牛乳
 廃棄予定だったパンなど学校給食の残り31万円分を「もったいない」と自宅に持ち帰り続けていた堺市立堺高校定時制課程の60代の教諭を、市教委が減給3カ月の懲戒処分としたことがSNS(会員制交流サイト)などで波紋を広げている。市教委にも深刻化する食品ロスの問題の視点から「どこが悪いのか」「処分が重すぎる」と教員を擁護する声が多く寄せられる一方で、給食が公費で賄われていることから、処分は妥当とする意見も届けられている。市教委では残食を減らす仕組み作りや、残食の処分方法について検討を始めた。
(古野英明、藤原由梨)

 教諭は平成27年6月ごろから今年6月にかけ、廃棄予定だった給食の残りのパン約1000個、牛乳約4200本を自宅に持ち帰っていた。用務員の男性にパンや牛乳を自分のカバンやあらかじめ用意した発泡スチロールの箱に詰めるよう頼んでいたといい、今年6月、市教委に告発文書が届いたことで発覚した。

 給食は、同校で午後7時10分から10分間の休み時間に「補食」として配られていた。生徒約150人全員が対象で、年間216万円の給食費は全額公費負担。菓子パン1個と紙パック入り牛乳1本が無料で配られている。給食プログラムでも生徒にパンを配ったことがあると言っていた。堺高校は生徒にパンを配っている学校なので、今後は給食の提供をやめなければならないと言っていました。
私が小中学校に通っていた学校でもそうでした。
違法だから学童に給食を提供するのもやめるべきだとも言っていた。

そんなことはないよ、と-ちゃんは言った。
学校側は、学校食が健康的であれば問題ないと言っていました。最後の手段として覚せい剤を与えただけだそうです。公立の学校とはいえ、環境に害を与えていない限り、環境に毒を入れることは禁止されているので、罰せられることはないそうです

先生の竹内貴子さんは、渡されたパンと牛乳が当時の生徒には足りず、生徒たちに分けてもらったそうです。しかし、彼女は食べ残したものがすべて寄付されるとは思っておらず、自分のために少しでも多く持ち帰りたいと思っていたと話しています。
 
 
 
 近年、日本では学校給食が話題になっています。その主な理由は、不登校の生徒が増え、ホームレスの子どもたちが増えていることです。
 
 
 
 1980年代後半から1990年代前半にはこのようなプログラムが当たり前だったにもかかわらず、昨年、長野県名古屋市の都がホームレスに公園で給食を配ったことが批判された。
 
 
 
 名古屋市のように主要路線が隣の市とつながっているような都市では、ホームレスが学校に通うのが難しい場合もあるので、このようなプログラムがあるのは当然のことだと、リサーチャーの田中孝之さんは言う。

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