気まずい
もうひとつは、観客に自分を判断してもらうのではなく、観客が自分を判断しているということです。だから、観客だけでなく、自分自身にも多くの時間と多くの責任を負わせているのです。
観客に好かれようとするならば、自分が一番説得力のある人間でなければならないのです。そのためには、多くの場合、自信が必要です。
これまで、自信の大切さ、芸術における自信の大切さについて話してきました。しかし、実際のところ、観客はあなたの芸術を見るのではなく、あなたが目の前で何をしたかを見るのです。ですから、そのための最良の方法は、できる限り自信を持つことなのです。
自信がなければ、あなたのアートは拒絶されるでしょう。私の場合、アートスクールを断られ、ギャラリーに断られ、自分が始めたプロジェクトをギャラリーに断られ、一緒に仕事をしていた人たちに断られました。そして、そのようなことが起こるのは、とても恐ろしいことでした。
誰も気に入ってくれないような気がしていたんです。
まるで家族の死みたいなものです。