「そりゃ、のび太の頭はもともとからっぽだもの」「いくらなんでも、…

「そりゃ、のび太の頭はもともとからっぽだもの」
「いくらなんでも、この世で最低ってことはないでしょ。下には下があって…。」
「ああ、ついにカンニングしたか。」
「いえ、もっときたないの。」
「頭の悪いのだけはとりかえがきかないもんね。」
「しかもこんなよわい者を、あわれな者を、おろかな者を……。」

ずっと言おうと思っていたけど、これは嘘なんだ。
「…」 (のび太)
きっと僕が一番上手なんだと思います。
でも、諦めるわけにはいかないよね。
私はのび太君のようになりたい。
世の中を良くしていきたい。
でも、それは無駄なことだと思うんです。
自分に嘘をついているのと同じだと思います。
世界を良くするのは自分だと思うんです。
のび太が理解してくれるまで、僕は諦められない。
いつか理解させてみせる。
それが終わったら、何か口実を作って学校を辞めさせてやる。
理解させてやる。
理解させてみせる。
僕は…僕は彼を理解させる。
ごめんね、のび太君、世界を良くするのは君しかいないんだよ。
… すまないと思っている。
私の一部はまだそれを保持しています。
わかってもらわないとどうなるのか見てみたい。
ごめんね。
いつか理解させてみせます。
自分が一番上手いと思っているから。
ごめんね。
私が彼を理解させられなかったらどうなるのか見てみたいのです。
ごめんね。
私は、私だけが世界を取り戻すことができると思っています。

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