資産を運用する上で欠かすことのできないのが「複利」の力。
「複利」の力を運用に活かすことで、資産の形成に大きく差が出てきます。複利運用の効果は？
「複利」は「元本とその元本につく利息の両方に、利息がつくこと」です。逆に「元本のみに利息がつくもの」を「単利」といいます。
たとえば、元本100万円を利率10％で運用した場合、10年後には「単利」と「複利」でこんなに大きな差がつきます。
元本の利息で得た資金を貯めるのも簡単になります。
また、元金の利子を銀行などの金融機関で運用し、その利子を得ることもできます。
その額を増やすことで、収入を増やすことができるということです。
投資対象としては、債券、株式、不動産などがあります。また、変動金利の投資ビークルに資金を投入することもできます。
ですから、複利で資金を運用することを考えた場合、そのためにはさまざまなステップを踏む必要があります。
複利の力を利用するには？
最初のステップでは、獲得した利息に年数を掛けるだけで、一定期間に支払う必要のある利息を計算する必要があります。
これを金利といいます。
例えば、20歳の学生が毎月1万円（金利10％）を稼いだ場合、1万×20＝10万円の利息を年間で支払う必要があります