目をさました私は、又夢か、とがっかりしこの夢が現実にならないかと…

目をさました私は、又夢か、とがっかりしこの夢が現実にならないかと祈りながらも、そのあとの恍惚とした気持を、ゆっくりと反芻するのでした。不思議な事に、ゴムマントが夢の中に出て来ない時は、全然、気分が出ないのです。こうして、私の少年時代の春の目ざめはゴムマントと共に始まりました。

子どもたちの夢が頻繁に見られるようになると、クリスマスなどにラバーカバーが配られるようになりました。

3歳の頃から、私はゴムのお面をつけていました。ゴム製のマスクはつるつるしたゴムでできていて、つけ心地はあまりよくないのですが、子どもたちはみんなゴム製のマスクを気に入っているようでした。夢の中で私は、黒くて滑らかな大きなゴム製の物体の上に立っていました。私はマスクを見ずに、その物体を見ました。それは、大きくて、黒くて、滑らかで、つるつるした物体でした。私は心臓が急速に鼓動するのを感じました。私は、これは何だと思いました。振り向いてもう一度見てみた。すると、それは黒くて滑らかな物体であった。その物体をよく見てみると、とても年配の男性のような人の顔が見え、とても大きくて太くて赤い目をしていました。私は顔を上げました。その人は長い白髭を生やしていて、椅子に座っていました。彼は私を見上げていました。私は彼に、幽霊なのかと尋ねました。彼は「いいえ、彼は幽霊です」と言いました。周りを見ると、他の人や動物がいました

Photo by sjrankin

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