--裸になって、このマントの感触を全身で味わいたい。 「…ちょっとだけ、だから…」 誰に言い訳するでもなくつぶやき、するり、とマントを体から外す。 とたんに、体に物足りなさが広がる。 このままだと、このマントのフェチになっちゃうかも… そんなことを頭の片隅で考えながら、でも心の大部分はもう、 全身をマントに包まれることへの期待感でいっぱいになってる。 いそいそとパジャマを脱ぎ捨て、ちょっと躊躇したものの、下着も脱いでしまう。 そうしながらも、焦りが募ってしまう。 早く、早くマントに… 生まれたままの姿になった私は、ベッドに飛び込むようにして、広げられたマントに身を包む。 全身を包まれた感触は、あまりに気持ちよかった。
“Ahn! Ahn! アーン!入るぞ!I’m coming in! アーン!アーン!」(トモエ)
(誠人) ここで待ってるよ 待って、トモエ、待って!」(マコト)
マコトは必死でマントを掴んで逃げた。
ご、ごめんなさい! 頑張ります!」(トモエ)
「何をしているんだ!」(真琴)
「気持ちいいですよ」(巴)
なるほどね。巴さんの言いたいことはわかります。
相手がこんなにすごいとどうしたらいいんだ!」(誠)
「う、うわぁ…」(朋江)
なるほど、これがこのマントの効果なんですね。
まあ、普通の本に載っているようなものではありませんが。
「裸になるなら、ちゃんと準備してからやったほうがいいですよ!」(誠)
「えっ…?U-u-u-u-u-u-u-u-u-u!」(Tomoe)
私の言葉に反応して寝ようとしていたトモエは、私の行動に突然驚きました。
「うわぁ、恥ずかしい…。ご、ごめんなさい…」(Tomoe)
裸で出歩かなくてもいいと思えばいいじゃないか」(誠)
裸で出歩かなくてもいいと思えばいいじゃない」(誠)
巴「いや、そうじゃないんですよ。気持ちがよければいいんだよ」(誠)
(Makoto) 「そうだよ。