職場の新入りちゃんとの会話が盛り上がらない。

職場の新入りちゃんとの会話が盛り上がらない。流行りのスポットの話とか、好きなファッションの話とか、色々聞いてみるけど一言二言しか返事が来なくって。今日もランチに誘ってみたんだけど。「文野さんさ、いつもC定食を選んでいるけど日替わり定食好きなの?」「……安くて栄養があるから、食べてます」「そっか、味にはそんなにこだわらないんだ?」「……お金を、貯めたくて」一緒に食堂へ行ったはいいものの、会話をしても表情が変わらないし、いつの間にか箸も止まっちゃってる。「あっごめん、食事の邪魔だった?食べながら話して大丈夫だからさ」「……いえ、こちらこそすみません」無表情のまま文野ちゃんはキャベツの千切りを口にした。しばらく周りの話し声とわたし達のそしゃく音しか聞こえない。「ねえ、もしかしてわたしと一緒に食べるの嫌?文野さんって一人でいるのが好きな方?」一瞬文野ちゃんの目じりが吊り上がったように見えた。地雷を踏んじまったかもしれない。「あ、いや、責めてるわけなくて、文野さんはいつも一人で悩んでるような顔しているから、もしかして寂しいのかなと思ってたんだけど、勘違いだったら悪いなーって思って」「……心配かけて、申し訳ありませんでした」質問の答えの代わりに謝罪がきた。いいよいいよ謝らなくてとわたしが返事した後は、黙々と昼食をお腹に入れてランチはお開きになった。わたしがこの職場に勤めてから一年と二か月。文野ちゃんはその一年後に入ったからまだ二か月だ。文野ちゃんは休憩時間が来ても誰とも話をせず、毎日ただぼーっとしてばかり。ぼーっとするのが好きならいいんだけど、表情が明るくないから心配になってしまう。出身高校が同じで、卒業してすぐ就職した同士だから余計に気になるし。

新しい言語、日本語

日本語が本当に違いを生み出している例を多く見つけるのは難しいです。多くの場合、言語の違いは副次的なものに過ぎません。文法が違う言語を学びたければ、とにかくその言語を学ばなければなりません。文法の違う言語が欲しければ、違う言語を学ばなければなりません。だからこそ、ほとんどの日本人学習者は、最初に一つの言語だけを学ぶのです。

その最初の言語とは、おそらく日本語でしょう。日本語は難しいものではありませんし、どこに行っても学ぶことができます。日本で生活したり仕事をしたりするのに十分な量を学び、日本語の文法を大まかに理解したら、その一つの言語の文法に集中することができるでしょう。日本語の中級者になれば、日本語の文法構造を学ぶことに集中できます。

日本語の文法はそれほど複雑ではありません。日本語の文法は、複雑なものではなく、ルールのようなものだと思います。日本語の文法は、日本人が「俳句」と呼ぶものに基づいています。

Photo by siamesepuppy

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