中学三年生になって

中学三年生になって

ここで終わりを見ているので、もう話はやめよう。 もし君たちがこれらの物語を楽しんでくれたら、「嵐の翼」シリーズに関する僕のコレクションの他のパートもぜひチェックしてほしい: -影と光- -光と影- -影と影と光- 「僕は小学3年生だ。アイリーンがいなくなってずいぶん経つ。” “これを読んでるなら、アイリーン、私はまだここにいるわ。” “それからずっとこの物語を書き続けているのよ。” “わかってる、わかってる、でもお互いのいいところを本当に聞けるのはこれが初めてだって信じられる?” “もちろん” “…そうだろうね” 「そうだね。とにかく、あなたの好きな本は何? “好きな本?” “お母さんが一緒に読んでくれる本だよ” “なんですって?” “えーと、絵が書いてあるやつ?” “知らない。どうでもいいや」。 「好きな本について本を書くといいよ。そうすれば、みんな君がその本のどこが好きなのかを知るだろう」。 “それは楽しそうだね” “そんなんじゃないんだけどね。アイリーンはずっと前からいないんだから」。 “ああ、そうだね” “私は3年生よ” “…私は中3よ…” “そして、私はこの物語を書いている…” “そんなに悪くないよ。言うほど悪くないよ」。 “まあ、君はもう実際には子供じゃないからね” “何だって?” “君ももう子供じゃない

Photo by Chapps.SL

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