私は“臨床心理学”という言葉から、カウンセリングや医療というイメー…

私は“臨床心理学”という言葉から、カウンセリングや医療というイメージをいだいていました。悩みの相談を受け、解決策を考案し、現状よりもより良い状態になるように協力することが心理士の仕事であり、その効果的な方法や原理を大学で学ぶと思っていました。

最初の授業は “心理学入門 “だった。基本的な心理学的概念や学習理論などについての講義を期待していた。その講義は数学の授業とよく似ていた。心がどのように組織されているのか、人はどのように考え、どのように物事を経験するのかについての講義だった。 教授は “サイコパス “という言葉を使った。彼女が話しているのは犯罪者のことであって、テレビで見るサイコパスのことではないのは明らかだった。 最初の授業は人間の脳の発達についてだった。私は「退屈だなあ」と思った。脳がコンピューターより複雑で強力なのは知っているが、その仕組みはよくわからない」。 教授は、脳はコンピューターのようなものだと説明した。脳には、ハードワイヤリングされたものと、学習されたものがある。脳に組み込まれているものは、大学の通常の授業で習うものだ。例えば、言語に関わる脳の部位などだ。 終わった後の印象は、教授と私は何かを学ぶというより、ただおしゃべりしているだけだった。その感覚は次の授業まで続いた。 最初の授業は学習についてだった。基本的な考え方、一般的な知識、そして具体的な知識がいくつかあった。私は「本当に退屈だ」と思った。脳は基本的にどこの国でも同じだということは知っている。

Photo by cseeman

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