夏の暑い日、小学校のトイレ改修工事に携わっていたKさんは子供たちの元気なあいさつに
彼は、子供たちに食事が与えられていることに気づかず、その場を離れ、国道12号線を南下し始めたとき、車の中に食べ物の袋が並べられているのを発見した。 生後3カ月から5歳までの子供たちは、脱水症状とインフルエンザに苦しんでいたとK氏は言う。 「信じられませんでした。「子供たちが死んでしまうなんて。 K氏はカトリック教徒であり、栄養に関する教会の教えに異存はないという。宗教的なつながりはないが、食料を持参したことはキリスト教の信仰への賛辞であり、子供たちへの献身の表れだという。 「信仰の表れかどうかはわかりませんが、寄付されることは知っていましたし、自分にできることだと思ったのです」と彼は言った。 カトリック教徒であるKさんの家族によれば、カトリック教徒が貧しい人々に食料を寄付するのは珍しいことではないという。 K氏は、栄養に関する教会の教えを知らなかったが、「とても保守的」で「信心深い」と語る母親から、食料は教会の教区民の家で配られると聞いていたという。 「家庭で配られるものだと思っていました。でも、教会に寄付する機会を与えてくれたので、”なぜ寄付しないのか？”と思ったのです」。 しかし、教会の指導者たちは、そのことを否定している。