水産高校に入った理由は、家が近くて、自分が海に関わる仕事がしたいと思ったからです。小さい頃から海はとても大好きで、頭も悪かったあので水産高校に入りました。最初はどうなるか心配だったけど体育祭や水高祭で先輩たちが頼もしくてこんな風になりたいと思い心配が打ち解けていきました
ああ シャロンは私を見て小さくため息をついた。 「こんなことなら、あなたにやってもらえばよかったわ」。 「ごめんなさい。自分の釣りに自信がなく、不注意でした。忘れません」。 ごめんなさい? 「竿とリールはあったほうがいい」。 そうですね。そうだね。釣り方を知っている人を探さないと。 「ごめんなさい。魚の釣り方を教えてあげるわ」。 シャロンは満面の笑みを浮かべた。 「あなたは上手だけど、釣りはまだ得意じゃないでしょう？……魚にいい餌をやって、魚の捕り方を教えてあげたらどう？ 「わかりました！」。 「それだけなら、もう行かなくちゃ」。 シャロンは私の腕を取り、海に向かって歩き始めた