世界で一番馬鹿な人どんな人？
「The dumbest person in the world 」は、ユリシーズ・グラント大統領が当時大統領の秘書だったトーマス・マッキーンを形容するために使ったことから、1871年から92年にかけてアメリカ社会で流行したジョークのセリフである。 このセリフが最初に使われたのは、ジャーナリストの歴史家リチャード・バーネットが1871年9月14日付の『ニューヨーク・タイムズ』誌に掲載した論文である。 アメリカから執筆したバーネットは、マッキーンの「間抜けさ」はグラント本人に匹敵すると主張した。二人は友人で、グラントの就任式で会っていた。 バーネットは、二人とも大統領のバイブルである憲法をしばしば「崇拝」し、「大統領を『グラントさん』あるいは『グラントさん』と呼ぶことにこだわった」と主張している。もし、政府のトップである大統領がそのようなスマートな人物でなかったら、国家はもっと苦しんでいただろう。」 グラントはニューヨーク・タイムズ紙に対し、この引用を聞いたことはなかったが、誰かがジョークだと気づいたことは興味深いと語った。 「もしジョークだとしたら、とてもいいジョークだ。「私は、彼が私が抱いているのとは違う視点から物事を見る才能を持っていることを褒め言葉として受け取っている。 グラントの秘書マッキーンは、グラントの友人となり、グラントがホワイトハウスにいる間、ファーストファミリーの中で唯一グラントと一緒に旅行した。 グラントは、バーネットの記事の翌年、1876年にも、このジョークを使った。