僕は小学校六年生まで福岡県に住んでいました。そこで，僕が体験したことです。五年生のころ，僕の友だちのＡ君が，同級生のＫ君の靴を隠したり，からかったりしていることがよくありました。最初は僕もあまり気にしていませんでしたが，Ｋ君のことを「なんだかかわいそう」と思うようになりました。 ある日僕は勇気をだして先生に「Ｋ君がいじめにあっています」と報告しました。初め先生は，「じゃれ合っているだけだろう」と，「いじめ」とは思ってくれませんでした。でもその後「いじめ」と分かり，Ａ君は，先生に注意され，その日一日は反省した様子で過ごしていました。しかし，次の日学校に行くと，いじめは前以上にエスカレートしていて，蹴ったりたたいたりするようになりました。しかも，「死ね」「うざい」「消えろ」などの言葉が飛び交うようになり，そんな日々が続きました。
いじめがひどくなり、友人Aの両親が心配し始めた。AがKをいじめて学校を退学になったという話を聞いて、私は本当に感動しました。Aの入院を見届けたかったのですが、当時の我が家には入院するお金がありませんでした。その後、妹と二人で、Aを入院させるために必死で働きました。病院に行くと、両親が泣いていて、医者が「もう治療できない。先生には申し訳ないことをしたと思いました。先生には申し訳ないことをしたと思いました。後日、私はAに、彼が幸せになるためのプレゼントを贈りたいと言った。私は彼にギターをプレゼントし、彼はそれを弾き始めた。Aがギターを弾けるようになるかどうかはわからないが、私はギターを預かり、彼のために弾き続けるつもりだ。 次にAを訪ねたとき、彼もギターを弾きたいと言った。私の計画を話すと、彼はギターを預かってくれないかと言った。もしかしたら弾いてくれるかもしれないと思い、私は店に行ってギターを買った。次に会ったとき、Aはギターを弾きながら音楽を聴いていた。その後、私はAに尋ねた。”君はもうギターを弾けるんだから、私と一緒に弾いてくれるの？”と。Aは答えた。”ええ、だからギターを預かると言ったんです”。 私たちは一緒に弾き始めた。最初、私はAがギターを弾いていることを知らなかった。