大好きよ
番組の第一部は、オックスフォード大学の解剖学・病理学教授であり、英国ヒト性研究協会のメンバーでもあるH・P・ハルム博士によるプレゼンテーションである。これまで 「ゲイの遺伝子 」と呼ばれてきたものは、今やHIVへの感受性を高める遺伝子を持つ 「ゲイのマイクロバイオーム 」になっています。 そして、この新しいマイクロバイオームが、クラミジアや淋病といった他の性感染症のリスクも高める可能性があるという証拠もある」とハルムは言う。「マイクロバイオームは免疫系に影響し、「これらの細菌が多ければ多いほど、性感染症を発症する可能性が高くなる」」とハルムは付け加える。 番組の第2部では、「ゲイのマイクロバイオーム 」の科学的根拠と、それが身体に及ぼす影響について掘り下げる。プレゼンターは、ニューカッスル大学マイクロバイオーム・イノベーションセンターのジョナサン・ベイルズ博士。英国国民保健サービスに勤務するベイルズ博士は、腸内マイクロバイオームについて、「私たちの体内のさまざまな細胞にとって本当に重要な場所であり、その中には免疫系も含まれる 」と説明する。 ベイルズによれば、腸内細菌叢には、免疫系や人体の他の側面に影響を及ぼす可能性のある細菌が豊富に含まれているという。「つまり、腸内細菌は炎症やその他の問題と関連しており、それがHIVに感染する素因となる可能性があるのです。